Eile mit Weile

のんびり、ゆっくり、急がば回れ なブログ

ベルリンとアートをめぐる旅その12 ヴィースバーデンで温泉につかる

もう何日目の話かも分からなくなってきたな。とりあえず適当に。

 

カッセルのドクメンタを終えたら、今回の旅はほぼ終わり。

2泊3日でも半分くらいしか回れず、自分の予習不足と体力のなさとどんくささを引きずりながら、最終目的地へ。

 

ここでの目的は、お風呂。

ドイツは温泉が至る所にあって、ここはフランクフルトからも近い温泉地。

最終の宿泊はいつもここと決めている。

 

ベルリンでは冬かと思うくらいの寒さと雨で、ヒートテックとウルトラライトダウンが手放せなかったのに、ヴィースバーデンはまさかの30度越え。

ホテルまで何となく歩き始めたけど、気温30度の炎天下を20分歩くのはほんとにしんどかった。

 

汗だくだくでホテルに到着。荷物を置いてお風呂へー。

たまたま水曜日だったので女性限定。といっても職員の人は男性もいるけど。

サウナ→水風呂→サウナの無限ループを楽しむ。

 

・・・と行きたかったけどもともとのぼせやすいのと疲れもあってかほとんど入れなかった。ぬるめのお湯にゆっくり使って、ジュース飲んで、休憩ルームでボーっとして過ごしました。

詳しい説明はいろんなガイドブックに載ってると思うので割愛。

 

晩御飯を軽く食べてホテルに戻り就寝。

翌朝のFRA→KIXで帰路につきました。

最後の方はかなり雑だけれど、これにてドイツ旅終了。

 

 

ベルリンとアートをめぐる旅その11 ドクメンタ14

2017.7.17. 8日目

 

2日間のミュンスター彫刻プロジェクト見学を後にして、次の目的地はカッセル。

ドクメンタ14の会場へ。

 

禁書でできたパルテノン神殿 どーーーーん。

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テーマはアテネに学ぶ。

 

今年は超赤字を出して裁判になってたりいろいろあるみたいだけれど、5年前の衝撃を忘れられず、2度目の訪問。

 

前回メモした感想を見てみるとこんなことが書いてあった。

 

テキスト以外で印象に残ったdOCUMENTAの作品は、ほとんどが二面性を持つというか二律背反というか、そんな作品でした。
「表と裏」「西と東」「戦争と平和」・・・などなどなど。

 

 

なんとなく西洋的な価値観で善と悪を切り分けていたり、もしくは勝者と敗者どっちからものを見るかで見え方が変わるというような視点で見せている作品が多い気がしていた。

 

そんなことを踏まえつつ今回の作品たちを眺めていると、世界は5年前と比べるともっと複雑で混沌としているんじゃないかと、胃の奥の中のもやもやしたもの後ぎゅーっと絞られているような、なんだか重苦しい気分になった。

何が善で何が悪かの境界線はどんどんあいまいになり、先人が積み上げてきたものはさらさらと砂の城のように崩れ落ちていく。あと数百年後には、いや、もしたら数年後には私たちが今手にしている安全や安心は全てなくなってしまっているのかもしれない。それを守るためのラストチャンスは今なんだよ、と語りかけているようなそんなことを感じたカッセルの街だった。

 

ベルリンとアートをめぐる旅その10 ミュンスター彫刻プロジェクト2017

 

2017.7.15. 6日目

 

コルヴィッツのことを先に書いちゃったけど、ミュンスターに来た目的は 10年に一度の空間芸術のお祭り、ミュンスター彫刻プロジェクト。

 

ドルトムントに2泊して、2日間うろうろ街を散策いろんな作品を鑑賞してきたのでそのまとめ。


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ミュンスター自転車道路が整備されているので自転車で見て回るのがおすすめらしいです。

が、私は自転車あまり乗りなれていない、しかもドイツの自転車はサドルの高さが半端なく高いので一番下に下げても足が届かない、しかもしかもハンドルにブレーキがついてなくてペダルを後ろに回すとブレーキがかかるタイプでそんなの乗ったことない!!

 

ということで私は初日はほぼ徒歩で、2日目はバスで作品を見て回りました。

このバスが、意外と便利でよかった。自転車に自信がない人はバスに乗ることをお勧めします。www.stadtwerke-muenster.de

上のリンク、彫刻プロジェクトが終了してしまったのかリンクが削除されてしまっているけど、このサイトから路線図、時刻表が確認てすっごく便利だった。そのうえにバスに乗っていると、「この辺に作品あるよ~」とアナウンスまでしてくれます。

 

そんなこんなでざざっと回った作品を張り付けておく。

感想はいろいろあるけど、おなか一杯過ぎて消化しきれなかったので心の中でぼちぼちと反芻しておきます。

 

これは過去の作品ぽい

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美術館前にある彫刻とトラックを組み合わせた作品。見る角度によっていろんな見え方がするのが面白い。

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これはちょっとよくわからなかった。

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これも。

てっぺんに木の棒が刺さっていたのだけどどうやらこれは作品の一部ではなく誰かがおふざけでやっちゃったらしい。

けどそれも含めて意味があるのかな、、、なんて考えながら鑑賞するのもなかなか楽し。f:id:oshinkomaki:20170715221118j:plain

 

この看板は作品でしょうかー??

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これも過去の作品。

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ただの自転車置き場に見えて・・・f:id:oshinkomaki:20170716172241j:plain

 

これはいろんなところに点在していたのだけど全部は見られなかった。

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ただのアジアンショップだと思ったら・・・

自分がいる世界が現実なのか、建物や映像の中の方が現実なのか。

なんだか不思議な気分になる。

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一番気に入ったデラーの作品。

各地のクラインガルテンの10年間が1ページ1ページに積み重ねられている。

時の流れとその場所での暮らしが感じられる。

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ユイグさんの作品。

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ほかにも見たかった作品たくさんあったけれど2日では回り切れず。後ろ髪をひかれつつミュンスターを後にしました。

ベルリンとアートをめぐる旅その9 コルヴィッツとの出会い

 


2017.7.15. 6日目

早起きしてドルトムントからミュンスターへ。

ドルトムント中央駅からは鈍行で約30分。片道15ユーロ程度。

 

今回の目的の一つでもあるミュンスター彫刻プロジェクトへ。

まずは町を散策。

あいにくのお天気だったけど、町並みは本当にきれい。

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大聖堂の前の広場には市が立っていて、街の人でにぎわってた。

作品そっちのけでお店を冷やかす。

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チーズ屋さんとか

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お肉屋さんとか、

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オリーブ屋さんに、

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スパイス屋さん。

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ほかにも、その場で飲めるワインショップやカフェなんかもあっていい感じの賑わい。

ついでに大聖堂の中も拝見。シンプルだけど素敵なステンドグラス。

きれいだったー。

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そして街の中を作品を観つつ散策。

ミュンスターは自転車用の道路がすごく整備されていて、本当だったら自転車で回るのが良さそうなのだが、残念ながら私は自転車があまり得意ではない。。ということで、見て回れる範囲をぼちぼち歩いてみて回る。

 

しかし、勝手がわからぬ一人旅。歩き疲れて早々にホテルに戻ることを決意。

なにしにはるばるここまで来たんだろうと思いながらとぼとぼと帰路についた。

 

とそこでふと目に留まった小さな教会。

何となくふらっと立ち寄ってみるとこんな看板が。

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 ケーテ・コルヴィッツって書いてある!!

しかもEINTRITT FREI(入場無料)やって。

ベルリンではボスと同僚に遠慮してコルヴィッツ美術館行けなかったのだけどこんなところで出会えるなんて。

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しかも写真の自由に撮っていいよーとのこと。疲れた体を教会内ので癒しつつ彼女の彫刻やスケッチをずーっと眺めて過ごした。

Lotta Blokkerという作家の方の作品も並んで展示。彼女も母親として作家として活動している方らしい。コルヴィッツと比べるとちょっと生々しい感じの作品。

やっぱりコルヴィッツの方が好きだなーと思いつつ町中の小さな教会で、「今」の作家がコルヴィッツをモチーフに本人の作品と一緒に展覧会を開くなんて日本ではあんまりないんじゃないかな。。と思いつつ教会を後にした。

 

宿泊記というほどでもないダブルツリーbyヒルトン那覇宿泊記

今年は出張やら遊びやらで飛行機に乗る機会が多かったので、気が付けばもうすぐプラチナステータス。

ということで、プラチナ取得に向けて沖縄に行ってみることに。

こういうのをマイル修行っていうのかな。

 

出発日前日、突然東京主張を命じられてしまったので、今回は羽田からスタート。

朝8時の羽田発でまずは伊丹へ。そして1時間半ほどの待機時間を経て伊丹から那覇へと向かいました。

 

30分ほど遅れて那覇空港着。空港からはモノレールで15分くらい。あっという間にホテルに到着。

 

チェックイン時に、ちょっと上のランクのお部屋にアップグレード。ヒルトン系列はほぼ毎回アップグレードしましたと言ってもらうのだけど、正直どこがアップグレードされたポイントなのかわからず、今回もそんなに期待せずにお部屋へ。

で、部屋を見てみると明らかに広い!ベッドはセミダブルをふたつくっつけたタイプでこちらも広々。今までで一番「アップグレードしてもらった!」と実感できるお部屋でした。

しかし、荷物を置いて落ち着いて部屋を見てみると、いくつか気になる点が・・・

 

1.2つのベッドをくっつけているので真ん中で寝づらい

もともと予約していた部屋は、クイーンサイズのベッドが1つのお部屋。

広いベッドでごろごろー、だらだらーっとするのがメインの目的なのだけど、2台のベッドをくっつけてあると真ん中にくぼみができて寝づらい。。。

やっぱり真ん中にどーんと寝っ転がれるベッド1台の方がいいなぁ。

 

2.車の音&モノレールが気になる

アサインしてもらったお部屋は、4階の川側のお部屋。

この4階というのがちょうどモノレールの駅のちょっと下側くらいの位置にある。

しかも、目の前の道は交通量が結構多くて車の音も気になる。。。

ということで、せっかくアップグレードしていただいた良いお部屋だったけど、もとの一番下のランクのお部屋に戻してーとお願いしてしまった。

好意を無駄にしてしまってごめんなさい。

このホテルの4~5階の川側は、モノレール駅とちょうど同じくらいの目線になるので気になる方は要注意だなと思った。

 

そして最終的にアサインされたのは、6階駐車場側のたぶん一番下のランクのお部屋。

でも静かだし、ベッドも大きくて私にとっては充分満足できるお部屋でした。

もちろんお水のサービスもあったしネスプレッソも置いてあった。

入り口には、HHonors Roomというカードが貼ってあったので会員専用フロアなのかも。

 

少し休憩してから、晩ごはん。

ホテルの近くのジャッキーステーキハウス

めっちゃ並ぶと聞いていたけど、時間が中途半端だったのか並ばず座れました。

オリオンビールとテンダーロインステーキM(200g)で満足満腹。

 

その後ホテルに戻り少しだけ仕事をして就寝。

 

翌朝は7時に朝ごはん。

ヒルトンゴールド会員は、奥の静かな席をアサインしてもらえる。

お料理は一般の人と同じところから取るのだけど、このスペースにだけマンゴースムージーやドラゴンフルーツなんかも食べられるコーナーがあってちょっと特別扱い。

それほど混雑していなかったので今回も1時間くらいまったり朝ごはんを楽しんだ。

 

お部屋に戻った後は、近くのスーパーに買い物に行ったりもろもろメールチェックなどを済ませて帰路に。

いい感じでリフレッシュできた。

あと、今まで泊まった中でヒルトン会員の特典を一番感じられた滞在だった。

これで今年のホテル巡りはいったん終了。

来年はもう少しおとなしくスローペースで楽しもうと思う。

宿泊記というほどでもないヒルトン東京お台場宿泊記

ヒルトンプレミアムクラブジャパンでの宿泊第2弾。

出張絡めて宿泊してみた。

 

午前の仕事を片付けて午後の飛行機で羽田空港へ。

そこからホテルには直行せず、六本木の森美術館へ行きレアンドロ・エルリッヒ展鑑賞。

これについては別途感想書きたいと思うけど、ものすごーくものすごーく良い展覧会だと思った。

 

鑑賞後六本木からお台場に向かい、21時半を過ぎたくらいにチェックイン。

今回もお部屋のアップグレードは有償でのご提示だったのでお断りした。が、同じタイミングでチェックインした隣の男性はアップグレードしてもらってたっぽいなぁ。こういうのはどういう基準でアップグレードされるのだろうか。

 

で、お部屋へ。

広さは充分。一番安い部屋なのでベイブリッジは見えない。

バスローブは電話すると持ってきてくれる。

 

朝からほぼ何も食べていなかったのでルームサービスでも取ろうかなと思ったのだけど、メニューがない。引き出しやらクローゼットやら見てもないし、電話しても誰も出ない。

あきらめてコンビニでも行こうかと思ったけど、台場駅周辺ってコンビニないのね。

途方に暮れていたところに、ピンポーンとチャイムがなって、ウェルカムスイーツを持ってきてくれた。

お姉さんに、ルームサービスのことを聞くと、メニューはテレビをつけると表示されますとのこと。

このテレビのホテルインフォメーションがなかなか表示されない。。

やっと表示されたと思ったら、ルームサービスはPM5:00~9:30の表示が・・・

時計を見るとすでに22:00。ホテルのバーは24:00までやってるようだったのでそっちに行くかと考えたけれど、なんだか疲れ果ててしまったので結局お茶だけ飲んで就寝。

ちなみにウェルカムスイーツはここでもマカロン。ホテルのウェルカムスイーツはマカロンと決まっているのか?前回のコンラッドでもあまりおいしいと思えなかったので、受け取ったものの結局手を付けずでした。

 

翌朝。

少し曇ってはいるもののなかなか良い天気。お台場周辺を軽く散歩した後朝食へ。

ここも6:30~だったけれど今回は7:00頃入店。

窓際がいいなとリクエストしたら聞いてもらえました。

そしていつも通り、オレンジジュース→サラダ→パン&ハム&チーズを約1時間かけて堪能。ここもそれほど混雑しておらず寛げた。

 

10:00から打ち合わせがあったので早々にチェックアウト。建物は古いけど海を見ながらの朝ごはんはなかなか良い感じだったので時間に余裕があってルームチャージ安い時があればまた行ってみたいなぁ。

宿泊記というほどでもないコンラッド大阪宿泊記 その2

ヒルトンプレミアムクラブジャパンというものの会員になり、5,000円の割引券2枚貰ったので、再びコンラッド大阪に宿泊してみた。

 

前回はヒルトンオナーズのフラッシュセールで、キャンセル不可のプラン。

今回はプレミアムクラブジャパンの会員割引で、キャンセル可な上にルームチャージも約5,000円も安かった。

 

18時頃チェックイン。

今回はシュッとした男性。

デフォルトで1つ上のお部屋にアップグレードしてくれていた。が、前回も同じランクの部屋だったのでどの程度アップグレード感があるのかは不明。

さらにプラス3,000円でエグゼクティブルームにできますよと言われたけど、有償のためお断りした。

 

お部屋は前回と同じタイプ。窓が西向きだったので東レだったかのビルの真正面だった。

前回と違ったのは、入ってすぐのベッドにベアがいたこと。初ベア。かわいい。

そして、テーブルに名前入りのメッセージとお菓子が置いてあった。

お菓子はマカロンと豆菓子みたいなの。

カロン、苦手なんだよなぁと思いつつもせっかくなのでひとついただく。

うーん、やっぱりマカロン苦手だわ。あのサクネチっとした感じがどうも・・・

けどお名前入りでウェルカムほにゃららのサービス受けたの初めてだったのでちょっと嬉し。

 

その他は前回と同じ。20時ごろターンダウンのサービスもあったし、多分サービスしてくれたおばちゃんも前回と同じ方だった。

お風呂に入って早々に就寝。

 

翌朝、よく眠れたせいか5時過ぎにはばっちり目覚める。

6時半になったタイミングで朝食へ。今日一番のお客様ですと言われてちょっと恥ずかしい。。

当たり前だけどメニューもほぼ一緒。

今回は卵料理は頼まず、オレンジジュース、サラダ、パン&ハム&チーズを食す。ほぼ食べ終わったころにサービスの女性がオレンジジュースを持ってご挨拶に来てくださった。

オレンジジュースもう飲んだんだけどなーと言い出せずに、もう1杯無理やり飲みました。

「このオレンジジュースランチやディナーだと1500円もするんですよ」と言われたのだけど、一般人は普通じゃ飲めないでしょ?今のうちに飲んどきなさいよ、みたいな感じに思われたのかなと被害妄想。

レストランは空いていたので1時間以上かけてゆっくりまったりな朝食。満足。

 

部屋に戻ると、前回は忘れられていた新聞もちゃんと届いていた。

新聞をパラパラめくり少し休憩してチェックアウト。

 

こういうホテルに気軽に泊りに行けるようになれたらいいなと思いつつホテルを後にし、出社しました。