楽友協会ってこんなもの? -3日目 2013.9.2.
前日早々に眠ってしまったので5:00起床。
しっかり睡眠撮ったけど、やはり少し疲れている感じ。
ごろごろしたのち7:00に朝食、8:30出発。
今回の旅では、U-Bhan逆方向に乗ってしまうことが何度もあったんだけど、今回も同様。
地図や路線図何度もちゃんと確認してるんだけど、方向音痴は治らない。
で、9:00には王宮着。
王宮・シェーンブルン宮殿・シシィ博物館・家具博物館の4カ所を見学できるお得なチケット、シシィチケットを購入。25.50 euroなり。
ハプスブルク家で使用された食器や銀器などが大量にあって、ここだけ見て回るだけでも大変だ。
ここで気に入ったのは・・・
■ルイ15世からマリアテレジアに贈られたという、緑のリボンがあしらわれたディナーセット。
白地に鮮やかなグリーンがすごくきれい!
この文様は、マリアテレジア専用の文様だそう。
■日本・中国の時期が集められた部屋
ふちに銀のフレームや取っ手がつけられて華やかにアレンジされたものがたくさん。
アジアから持ってこられたもののほか、マイセンのセットやオーストリアの工房で作られたセットも。アジアのものに比べて、ヨーロッパのものは金色が多くて色も鮮やか。
ぴかぴか~。
さらにフランツ・ヨーゼフとシシィが暮らした居住エリアも見学。
ちなみに各国語の音声ガイドをもって見学ができる。いろんな解説とともに見学ができるので、理解も深まって楽しい。
見学の途中、シシィのサロン・踏会の控えの間に差し掛かると、音声ガイドから「美しく青きドナウ」が流れてきた。
そこでふと横を見ると、外国人のご夫婦が音楽に合わせてダンスを始め、私の方に向かってにっこり。
あー、いいなぁ。とってもハッピーな風景。
一人旅の私は羨ましさでいっぱいだったぞ!
王宮の見学だけで、時刻はあっという間にお昼前。
朝ごはんたっぷり食べているからおなかはすいていない。
ということで翌日のオペラ座のチケットを購入しに窓口へ。運よく平土間の良席が空いていたけれど、この席はキャッシュのみといわれてしまう。
カードが使えないのは痛かった!現金の手持ちが減って不安。
【Tipp!】
念のため補足しておくと、オペラ座のチケットカウンターでは通常はクレジットカードが使用できます。
ただ、時々カードが使えないチケットもあるとのこと。
私の場合は、購入したもののいけなくなってしまった人のチケットを受託販売していたものがたまたま回ってきたようです。
(カタコトのドイツ語で聞いたので、正確かどうかわかりませんが。。)
オペラのチケットも確保できたので、次はまたまたフンデルトヴァッサー!
クンストハウスとフンデルトヴァッサーハウスを梯子して大満足。
クンストハウスの展示は、すごかったー。最初の方はいわゆる「絵」が多いのだけれど、日本人の奥様と知り合ってからは、「浮世絵」の技法を取り入れた作品をたくさん作っていたみたい。
英語もドイツ語も中途半端なのでそれ以上はわからなかった。。
この時点でもう疲労困憊。
今回の旅はのんびり過ごすはずだったのに、あんまりのんびりできていないな。
夜のコンサートに備えて、ホテルに戻っていったん休憩。
晩御飯は、ドイツの魚料理チェーン店 Nordseeで。
フィレ&きのこのチーズ焼き、野菜添え。
これが意外とおいしかった。一人旅ではこういうチェーン店はありがたい。
10.90 euroなり。
ホテルで一服した後は、着替えていざ、楽友教会へ!
素敵!期待が高まる!!
この日は観たかった演目ではなく、モーツアルトオーケストラの公演。
でもでも、毎年NHKのニューイヤーコンサートで観ている憧れのホールでコンサートを聴けるなんて、ほんとに夢のよう。
ワンピースに着替えて、張り切って出かける。
会場内も↓こんなに素敵!
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がしかし、現地は入り口からジーンズにTシャツのみなさんがうろうろ。
コンサートの演奏も期待したほどではない。
席でもおしゃべりしている人たちがたくさん。
うーん、楽友教会ってこんなもの?
確かにホールは素敵だったけど、なんだかちょっと物足りない。
期待しすぎたのかなぁ。
高いお金払ったけど、休憩のタイミングで失礼させてもらった。