のんびり散策 -9日目 2013.9.8.
同僚と別れ、今朝からは再び1人。
前日盛りだくさん過ぎて疲労もたまっていたし、明日は朝から日本に向けて移動なのでこの日が実質最終日。
Klangwolkeも観れたし、今日はゆっくりすると決める。
遅めの朝食を摂ったら、まずはブルックナーハウスへ。
博報堂がスポンサードしている、the Future Rock Showというカンファレンスを聞きに行く。
ここでは、OK Goがパフォーマンスをするとタイムテーブルには記載があったのだけど、各アーティストの発表ばかりで、一向にその気配がない。
面白いお話もあったけど、英語の聞き取りも疲れたので2時間ほど滞在ののち撤退。
ちょっと興味が持てたものだけ、メモしておくと、
□HUANG Yi
台湾のアーティスト。ロボットと一緒に舞踊を踊るというもの。
□YURI SUZUKI
音を炎で可視化
□Hans Hoffer
インタラクティブアートのフェスティバルで、未来のエンターテインメントを考えるというテーマのカンファレンスなのに、5分間の持ち時間を朗読で通していた。
なんかかっこいいわー。
以上。じっと聞いているのもつらかったのでブルックナーハウスを後にし、アルスエレクトロにかセンターへ。
ここでは、前日に展示をみたH.R.ギーガーの作品解説がある。
これも英語だけど、せっかくなので聞いてみようと向かってみると、途中の橋がすごいことになっていた。
大きな橋の片側半分を通行止めにして、アスファルトの上に芝を敷いてイベントをしているのだ。
ここで、ダンスイベントをやっていたり、カフェが出ていたり、みんなピクニック気分でくつろいでいる。
ラジオ局やタクシー会社などが協賛している模様。
アスファルトの道路を芝のくつろぎスペースにしてしまうなんて、大胆。
もう一つ驚いたのは、イベント終了時刻の速さ。
12時半に見た時には上の写真のような感じだったのだけど、解説を聞き終えて外に出てみるともう片付けられていた。
多分まだ13時半くらいだったと思うんだけど・・・。
しかも、くるくる丸められた芝たちが並んでいる風景がなかなか面白かった。
で、肝心のギーガーさん作品解説は英語で半分くらいしか理解できなかった。
何とか聞き取った内容で驚いたのは、彼が10代から緻密で暗くてエロくて生々しい絵を描き続けていたこと。
そしてエイリアンのデザインも性器がモチーフになっているということ。
改めて、彼の頭の中がどんなふうになっているのか、理解できるはずはないのだけどすごく興味がわいた。
本当はこの日もう一つのビックイベント、Grosse Konzertnachtがあったのだけど、今回はキャンセル。
ホテルに戻ってシャワーを浴びてのんびり過ごす。
そのうちベッドでうとうとしてしまい、あっという間に夜になってしまった。
この日は日曜日。おなかがすいたけれど一人で適当に入れそうなお店がどこもお休みで入れない。
困ったときにはマクドナルドということで、最後の晩餐はこれ。
ホテルに戻り、ビールを飲みながら最後の夜は更けていく。