あいちトリエンナーレに行ってきた ー円頓寺篇ー
円頓寺と書いて、「えんどうじ」と読むそう。
読み方が全く分からなかった。
さて、その円頓寺。
他の会場と違って、商店街の中に作品が点在している。
色々回りすぎて疲労困憊だったのであまりしっかり回れなかったけれど、このエリアでは毎週木~日曜日はフリーライブがあったり、いい感じの飲み屋があったり、ちょっと違った趣でまた楽しそう。
ここで気になった作品は、ダントツでキュンチョメ!
キュンチョメ
≪声枯れるまで≫
こちらも全部観ると1時間くらいかかる映像作品。
3人の人たちがそれぞれ自分の名前を変えた理由を語る。私の周りの名前を変えた何人かの友人知人のこと、名前は変えたいないけれど自分自身が感じていた窮屈さのこと、いろいろ考えながら気が付いたら全部観てしまっていた。
自分の名前は生まれた時から与えられて、それを変えることがどういうことかなんて深く考えたこともなかったけれど、名前って大切なものだと改めて考えさせられた。彼・彼女が名前を変えた時の気持ちなんて想像もつかないけれど・・・。
あと、女性の方のインタビューがめちゃくちゃ上手だなと思った。
なんやろ、つかず離れず、でも彼らの言いたいことをすっと引き出す感じがふしぎだったなー。
そしてこの日の円頓寺フリーライブの出演者は高校生ミュージシャンの崎山蒼志くん。
初めて名前を聞く方だったけど、ギターがもうめちゃくちゃよかったよ。
そんなこんなで、一通りのレビュー終了。
これを少しずつ書いている間にも、展示が中止された作品がさらに増えたり、展示内容が変更されたり、いろんな変化が起こっている。
それをリアルタイムで体感できているのは、実はすごいことなのかもしれない。。。
もう数日お休みが取れるはずなので、また行ってみようかなと、ぼんやり考えたりしているのであった。