Eile mit Weile

のんびり、ゆっくり、急がば回れ なブログ

ハイリゲンシュタット   ―2日目 2013.9.1.

 オーストリア2日目。

 

7時起床。

ドイツ・オーストリアの良いところは朝食が充実しているところやよね。

今回のお宿の朝食ルームは白とピンクでいい感じ。

ハム・チーズ・ヨーグルト・シリアル・ジュース類もいろいろ。

つい食べ過ぎてしまう。

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早々に朝食を済ませて、とりあえず西駅へ向かいウィーンカードを購入。

リンクもまだ行っていないけれど、最初の目的地ハイリゲンシュタットヘ。

U-Bahnで20分くらい。

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駅の前にはカール・マルクス・ホーフ。

赤とクリーム色のコントラストが素敵。

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ぶらぶら歩いてベートーベンの住んだ家々を散策。

ここは、Mayer am Pfarrplatz というホイリゲになっている。

昼からやってたけど、ちょっと入りづらい雰囲気。

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mayerから少し先に、ベートーベンが甥っ子たちに遺書を書いたいわゆる「遺書の家」がある。

毎月第1日曜日は入館料無料らしいです。

遺書の家の中庭。

小さなお庭には小さなリンゴの木が植わっている。

ここでこの木や猫たちを眺めながら曲の構想を練っていたのだろうか。

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 タテの写真がどうしてもヨコむきになってしまう。なんでだろ?

さっきのエントリはちゃんとタテになってたのに・・・

初心者なので見苦しくてごめんなさい。。。

 

中庭には猫たち。

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ハイリゲンシュタットから少し先には、グリンツィンクというホイリゲ街が。

歩いて行けるかなーと思ったけどそこそこ距離があるので途中でバスに乗ってしまった。

こんなことなら最初から乗っとけばよかったよ。

リンツィンクというバス停周辺はホイリゲがたくさん。私はその中から、Zum Martin Seppというお店に入る。

観光客慣れしていて英語メニューもあるしお店の人も手慣れた感じで接客してくれるのでおすすめ。

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ここも写真がヨコむきになってしまう。。

 

この日のスペシャリテ。

牛肉ときのこの煮込み コロッケ&ザウワークラウト添え

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もちろんホイリゲも飲みました。

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一皿しか注文していないけど、十分おなか一杯。

味もなかなか良かったです。

値段は、メインディッシュ・ホイリゲ・水で計20.6 euro

 

おなかもいっぱいになったところで、ウィーン市内へ戻る。

行きはU Bahnだったけど帰りはバスで。

ぼんやり車窓を眺めていたら、奇妙な建物が・・・。

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フンデルトヴァッサーさんデザインのごみ処理場。

彼の建築を見るのはこの旅の目的の一つ。

翌日見に行こうと思っていたのだけど、ここで見られるなんて幸先良い!

途中下車して見学。

見学といっても、中に入れるわけではないので、外からぼんやりと眺める。

 

 

15時ごろにリンク着。

まだ少し時間もあるから、美術史美術館でも行ってみるかと足を延ばす。

入場料は14 euro。私の持ってる地球の歩き方(2009年版)だと10 euroなんだけど、この数年でいろいろなものがかなり値上がりしているみたい。

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オーディオガイドを借りて、見学開始。

余裕かまして見学を始めたけど、これが大失敗。

絵画のフロアをざーっとみているだけであっという間に閉館時刻の18時になってしまった。

観たい絵もあまりゆっくり観れなかったし、カフェでお茶もできなかったし、ハプスブルク家の調度品も全然見る暇がなかった。

14 euroという高額でもあるので、もし見学に行かれる方は半日くらい時間の余裕を持って行った方が絶対いいと思う。

閉館まで時間がなさ過ぎて、プチパニックになってしまった。

 

収蔵されている絵画たちは、本当に素晴らしいものばかり。

印象に残ったものをメモしておくと・・・

■雪中の狩人 -ブリューゲル父

去年のドイツ旅行で読んだ本で取り上げられていた絵。まさか1年後の旅で実物に出会えるとは思わなかった。

 

■絵画芸術  -フェルメール

テレビなんかでよく特集されているフェルメール。正直何がよいのかさーっぱりわかっていなかった。が、この絵が展示されている薄暗い部屋に入ったとたんに、彼の光に照らされた少女が目に飛び込んできた。

なんだろ、この光と影。

 

■大天使ミカエルと反逆天使たち ルカ・ジョルダーノ

ミカエルの堂々とした姿、金色の背景に青の衣が映えて印象的。

 

・・・といったところで時間切れで追い出されちゃった。

そのご、ホテル近くのミュージアムクウォーターを散策。

地元の人がのんびりくつろいでいた。

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私は歩き疲れてくたくた。

ホテルにもどって休憩後ご飯を食べようと思っていたのに、そのままベッドで眠ってしまった

晩御飯はなし。