Cafe Diglas カフェ ディグラス(2014.12.24.訪問)
クリスマスのウィーンはお店や美術館は休んでいたり時短営業ですることがなかった。
そんな中でも混み合っていて活気があるのはカフェ。
クリスマスでも多くのカフェが営業しているし、
ほかに行くところがないからなのか、どこのお店もものすごい人・人・人。
そんな中でひとり、勇気を出してえいっと入ってみたのが、カフェ ディグラス。
席も空いていなくて、ひとり入口で立ちすくんでいたら、ひとりのウェイターさんが「こっちこっち!」という感じで手招きしてくれ、奥の落ち着いた席を確保することができた。
メニューはドイツ語。観光客も多そうだったので、頼めば英語のメニューもあるかもしれない。
コンディトライを名乗っているのでケーキの種類も多そうだったが、お昼時だったので日替わりのランチを注文。
このお店は、日替わりメニューが5種類ほどあって、食事メニューもかなり充実していた。
今回は魚が食べたかったので、Diglasmenüというお店の名前を冠した日替わりと、グリューナーフェルトリーナーをグラスで注文。
まずはビーツのスープ。
あっさりしたコンソメ風のスープにサクサクシャキシャキのビーツの食感がものすごく美味しい。
空腹と寒さも癒されてこれで一気に元気が出た。
メインはサーモンのグリル。
チーズソースのニョッキが添えられている。
このサーモンの焼き加減がまた絶妙で感動。外は少し焦げ目が強いかなと感じるくらいのカリカリなのに、中はやっと火が通るくらいのレア。
そして、チーズソースのニョッキも濃すぎず美味しい。
黒いオリーブのように見えたのはなんとブドウ。チーズソースに生のブドウの粒がころころっと入っている。
塩辛いなかにブドウの甘さが何とも言えず美味しかったし、こんな味は初めて体験してとにかく感動した。
サービスも、あわただしい雰囲気はあるものの目配り気配りばっちりだし、つかず離れずの気持ちいいサービスで最高に気に入ったカフェだった。
混み合っているのも納得。
次ウィーンに行くときには必ず訪問したいと思える、一番のお気に入りとなった。
Wollzeile 10, 1010 Wien