聖バルバラ教会 -6日目 2013.9.5.
早起きしてまずは朝市へ。
グラーツオペラ座の向かい側の広場に立つ朝市は、野菜や果物、お肉にジャムやバターなどいろんなものがたくさん売っていて、見ているだけで楽しい。
私は、↓のおばさんから洋ナシを1個購入。50centなり。
おまけでプラムを1つつけてくれました。
続いて、グラーツの撮影名所となっているパン屋さんへ。
ここではトプフェンストゥルーデルを購入。1個 3euro。
高いし、敢えてここで買う必要はないかも。
食材を購入したら、中央駅へ。
S7の電車で約50分。のんびり揺られて移動です。
降り立った駅はここ。
周囲は住宅以外何にもないし、バスも1時間に1本あるかないか。。
約1時間半ここで待ち、やっとバスが来ます。
目的地はベレンバッハという町。
バスに乗って運賃を払おうとすると、運転手さんが「いらないよ」と。
さっきまで乗っていた電車の運賃にこの周辺のバス料金も含まれているとのこと。
なるほど。
駅には改札もないし、窓口も午前中の数時間しかやっていないから、バスで切符を買うシステムなのね。
で、たどり着いたのがフンデルトヴァッサーがデザインをしたという、聖バルバラ教会。
なんの変哲もない小さな町の真ん中に、こんな教会がドドンと建っている。
これを見るためにここまで来たのです。
この教会、80年代までは普通の教会だったのを、改修時にフンデルトヴァッサーさんが写真のようにつくりかえたそう。
内部はこんなの。
ステンドグラスが印象的。
そして、この教会の面白いところは、キリスト教の教会なのに、イスラム教・神道・ユダヤ教など様々な宗教のモチーフが用いられていること。
百水さんにとっては、国境も宗教も関係ないんだなぁ。。
フリーデンスライヒ(豊和)というファーストネームの通り、「和」に満ちている。
ちょっと離れたところには、「モーゼの泉」なる噴水が。
こっちは百水さん作ではありません。
作者だれだっけ、忘れちゃった。
何時間でも見ていられそうな教会でしたが、帰りのバスの本数もめちゃくちゃ少ないので、時間確認して早々に引き上げる。
が、予定の時間のはずなのになかなかバスが来ない。
30分待っても来ない・・・
よくよく時刻表を見たら、学校のある日と学校のない日(夏休みなど)ではダイヤが違ってた。
学校のない日はただでさえ少ないバスの本数が大幅に減るので、要注意。
私は結局ここでも1時間半待ちぼうけしてしまった。
そんなこんなで、グラーツに戻るともう夕方。
お気に入りのNordseeで、お気に入りのメニューを食べて1日を締めくくりました。
【Tipp! フンデルトヴァッサーデザインの聖バルバラ教会への行き方】
グラーツ駅のツーリストインフォメーションでは、この教会への詳しい行き方は教えてもらえませんでした。
なので、ご参考までに行き方を書いておきます。
教会はベルンバッハという町の中心にありますが、ベルンバッハの駅は駅舎もない本当に小さな駅でバスの本数も少なさそうなので、1駅前のVoitsberg(フォイツベルク)という駅で降りてバスに乗りましょう。
「ベルンバッハのハウプトプラッツ(Hauptplatz)に行きたい」といえば運転手さんが降りるバス停を教えてくれます。
グラーツ駅から、Voitsbergまでの電車のチケットがあれば、地元のバスにも乗れます。
片道しか切符を持っていない場合は、帰りのバスで「グラーツまで」といえば電車賃込の切符を売ってくれます。(片道8 euro)
バスの本数はかなり少ないので時間には余裕を持っていた方がよいです。
学校がお休みの日(休日や祝日だけでなく夏休みも)は、バスの本数が極端に減ります。
時刻表に「nur Schltag」と書いてあるのは、学校のある日にのみ運行。
「nur Nicht Schltag」と書いてあるのは、学校のない日にのみ運行という意味なので要注意!